血管外科

Vascular surgery

血管外科のご案内

下肢静脈瘤や閉塞性動脈硬化症などの血管に関する病気の治療を行います。
血管外科というとあまり聞き慣れないという方も多いのではないかと思います。
名前の通り血管をあつかう科なのですが、患者さんが血管外科を指名して受診することは少なく、多くの方は内科や整形外科を受診した後に血管外科に受診なさることが多いです。

主な疾患の概略

下肢静脈瘤

立ち仕事の方や女性では妊娠によって出現することがあります。
足の静脈がモコモコと膨らんできますので見た目が気になる方がいらっしゃいます。女性ではスカートがはけないと悩んで受診される方もおられます。
それだけではなく、足が重い・だるい・痛い・かゆい・寝ていると足がつるなど日常生活を不便にする症状が出現します。手術によって症状をなくすことができます。
また皮膚の表面の静脈がふくらんで気になるという方もおられます。その際は硬化療法という治療でふくらんだ静脈を消すことができます。
過去に患者さんから「どこに受診していいかわからなかった」とお聞きすることが何度かありました。気になる方は血管外科を受診していただけたらと思います。

ラジオ波による静脈瘤の治療を行っています。

レーザー治療と同じく切らずに直す治療法で効果はレーザー治療と同等です。医療保険による治療が可能です。

閉塞性動脈硬化症

これは動脈が狭くなるもしくは詰まる病気です。
症状は足が冷たい、脈が触れにくい、歩いていると足が痛くなるけれど休むと再び歩ける(しかし歩いているとまた痛くなる)といったものがあります。
糖尿病を中心とした生活習慣病の方、維持透析治療中の方に多いです。
内服薬の治療と狭くなった血管をカテーテルで拡げる治療を行います。カテーテルによる治療が不可能な場合は人工血管によるバイパス術を行います。
治療により症状は改善もしくは消失し「歩けるようになった」と言ってくださいます。

深部静脈血栓症

下肢の深いところにある静脈に血栓(血の塊)ができて静脈が詰まってしまう病気です。突然の発症が多く、片足が赤く腫れて痛くなることが多いです。 怖いのはこの血栓が崩れて血液の流れにのり肺動脈をつまらせてしまうことです。エコノミークラス症候群という名前の方が有名かもしれません。
しかしエコノミークラスに乗っているから起こるわけではなく、原因は長時間の移動などであまり水分をとらず動かない状態が発症の原因になります。電車でも車でもバスでもおこり得ます。
先天性の方もいますが中高年になってから初めて発症し発見されることも多くあります。
突然足が腫れたときは様子を見ずにすぐ受診してください。
超音波検査をすればすぐ診断することができます。

急性動脈閉塞症

上肢や下肢の動脈が文字通り血栓で急につまる病気です。
突然片足が痛くなって紫色になるといった症状で来院され血栓を除去する手術が必要になることが多いです。
この病気は様子をみてしまうと治療機会を逃し四肢の切断に至ることもあります。
突然四肢が紫色になり痛みがあるときはすぐに受診してください。

手術症例件数

2019年度 述べ症例数(人)

下肢静脈瘤血管内焼灼術 30
下肢静脈瘤手術(抜去切除・硬化療法) 11

スタッフ構成

野畑 一郎

日本外科学会外科認定医・専門医、日本脈管学会認定脈管専門医、下肢静脈瘤に対する血管レーザー焼灼術の実施基準による実施医・指導医、日本医師会認定産業医

一般社団法人National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

診療科・部門紹介

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